服部幸應は、当然、石塚左玄の思想をそのまま紹介しているわけではなく、現代にマッチするように大規模なアレンジを施しています。その基本的な柱となる3つの項目を紹介していきましょう。
 まず「選食能力」とは、どんな食材や食品を食べるのがいいのか、安全か危険かを熟知する力です。いまや家庭で食べる食品の6割を占める加工食品の中には、化学薬品を大量に添加しているものもあります。なぜ悪いのか、その理由を理解し、正しく感じ取る力、よりよいものを選んでいく力も養っていこう、と提唱しています。添加物の問題だけでなく、脂質や糖分、塩分などの摂取量も考え合わせ、バランスのよい食事を摂ることも、ここで考えていくべき問題かも知れません。

 
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