派手なパフォーマンス大好きな小泉総理(当時)の発案だった、のかどうかは分かりませんが、一般人の知らない言葉を歴史から掘り出し、スローガンに掲げたことから、マスコミや研究者などが関心を抱いたことは事実。施政方針演説に取り上げられて「食育」という言葉はいっきに一般化します。ここでインターネット上のフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を使って、「食育」の定義を調べてみましょう。

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 食育(しょくいく)とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。食育基本法においては、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられている。単なる料理教育ではなく、食に対する心構え、栄養学や伝統的な食文化についての総合的な教育である。

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 なるほど。分かるような分からないような定義ですが、とにかく「子ども食生活をしっかりしなきゃ」と考えていた教育関係者、料理家、栄養士、食品会社経営者たちにとって、これ以上ないシンプルかつ強力なキャッチコピーがお上の肝いりで降臨。あっという間に食育ブームが起こり、世の中にすごいスピードで浸透していきました。まさしくこれは教育の世界と食の世界の双方に大風を巻き起こす「食育ビッグバン」と呼ぶにふさわしいものといえるでしょう。

 
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